わろてんか「北村屋家訓」から学んだ経営の勘どころ

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こんにちは。ナカシマです。

NHKの朝ドラ『わろてんか』を観ています。
朝ドラ視聴習慣は『あまちゃん』以来途絶えていたのですが、妻が高橋一生さんの芝居に惚れ込んでいる関係で初回から付き合っています。

作品は吉本興業の創業者がモデルになっているフィクションで、主人公たちの興した「寄席」がどう成長していくのかが物語の中心です。

『陸王』もそうなんですが、商売をしている私にとって、経営者の物語は感情移入しやすい部分があります。
『わろてんか』に関しては松坂桃李さん演じる藤吉のダメ男っぷりにツッコミ入れまくりなんですがね…。
葵わかなさん演じるおてんちゃんはさいこうにカワイイです。

ごりょんさんが裏の主人公?

そんな中、私が感情移入しているキャラクターは鈴木京香さん演じる啄子(藤吉の母)です。
彼女の一代記でも作品として成り立ちそうです。
魅力的な脇役が登場するとドラマは面白いですね。

なお、作中では「ごりょんさん」と呼ばれていますが、ごりょんとは正しくは「御寮人」で、商家のおかみさんを指す敬称のようです。

彼女は船場の米問屋を切り盛りしていたバリバリの商人(あきんど)です。
かつての屋号「北村屋」は彼女のビジネスマインドで成り立っていました。

以前のエピソードでも登場した彼女のビジネスマインドは「北村屋家訓」として表現されています。

44話で再度触れられた「北村屋家訓」は商売をやる者にとって気付きのある内容でしたので、自分なりに解釈しておこうと思います。

北村屋家訓は3つ。始末、才覚、算用です。

始末

無駄遣いをせず、使うべきときに生きたお金を思い切り使うこと。

うん。すごく分かる。
小さな商売をやっているとフリーキャッシュフローがきつくなりがちです。

無駄遣いをせず、つまりコストを削減して営業キャッシュフローをプラスにしておきたい。
ここぞというときに設備投資や人材獲得など新しいことに思い切りお金が使える状態にしておきたい。
そうしないと商売が停滞してしまう。

そんなことを言っているのではないでしょうか。

才覚

どこに商いの勝機があるか見極め、誰もやらないことをやること。

うん。これも分かる。
小さい会社ならなおさらですね。

競争が激しい市場で戦うのは資本力がないとなかなか厳しい。
外部環境の変化を捉えて、SWOT分析でいうところの「機会」を伺い、他社がやっていないポジションでサービスを展開することに勝機あり!という感じでしょう。

いわゆるブルーオーシャン戦略にも通じる部分がありますね。

算用

金勘定ではなく帳尻を合わすこと。損して得取れ、ということ。

ウチみたいな小規模の会社ですと、1年程度の短い期間で帳尻を合わせて行きますが、大きなビジネスなら中長期のプロジェクトでしっかりと帳尻を合わせていいく計画を実施するでしょう。

また、アマゾンみたいに赤字を出し続けてもビジネス上の優位性を得ることができれば良い。

この「算用」については長期的なビジョンをしっかり持ち、何に投資してどう回収していくか?
そんな考え方を持たなければならないな、と改めて気付かされました。

さいごに

「北村屋家訓」は経営理念に通じる含蓄ある指針でした。
ただごりょんさん、商売の理念は素晴らしいのですが、従業員を大切にしないところがあり、それが以前の商売をダメにしてしまった要因にもなっていたりします。

経営活動が理念に沿って運営されると社員のモチベーションも高まると私は考えています。
この家訓に「ヒト」に関するポイントを加えると、現代の企業理念作りのヒントになるかもしれません。

(追記)
後日のエピソードで家訓に「人財」という項目が追加されました。
おてんちゃんと一緒に働くうちに気付きを得たごりょんさんの成長という形で伏線回収されました。
脚本家さん、さすがです。

このブログではビジネスとこじつけて書いていますが、毎朝ぼそぼそとツッコミ入れつつも楽しく観ています。
個人的にはごりょんさんの活躍と高橋一生さん演じる伊能栞の素敵な笑顔に期待しております。

朝ドラは気楽に観よう!
ではでは。

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